セイコー化成株式会社

先輩たちの声

先輩社員の声

ものづくりの醍醐味を感じながら、研究開発に取り組んでいます。

セイコー化成の技術者は、どんな思いで入社し、どのようにキャリアを積んでいるのでしょうか。ここでは、入社3年目の技術部員、入社10年目の営業部員の声を紹介します。

技術部員の声

Q1. 大学・大学院の専攻と志望動機は?

大学は理工学部機能物質化学科で、大学院では工学系研究科循環物質化学専攻でナノ粒子の形態制御の研究に取り組んでいました。就職活動では、ものづくりに近いところで研究開発に取り組みたいと探していたところ、セイコー化成に出会い、この会社なら自分の思い描いた仕事ができそうだと志望しました。

Q2. 入社後の配属と日々の仕事は?

入社後、研修を経て、技術部の水系表面処理剤の開発グループに配属されました。最初は先輩に指導してもらいながら、表面処理剤やそのベースとなる樹脂の作り方を学び、次に既存の製品を実際に反応を見ながら作っていきます。作業が一通りできるようになれば、グループで担当している開発テーマに参加していきます。先輩や上司の方のサポートを受けながら開発の方向性などを考えて、研究開発に着手していきます。
日々の仕事で言えば、文献調査やそのデータをまとめるなどの事務作業が2、3割、研究室で実際に手を動かしながら研究に取り組む作業が7、8割という感じです。

Q3. 成長や、やりがいを感じるときは?

開発に取り組み始めた当初は、目の前の事象だけに囚われていましたが、徐々に余裕が出て来て作業全体を俯瞰して見られるようになってきました。ここを改善すればもっと良い結果や特性が出るのではないかと、気付くようになってきことに自らの成長を感じます。
既存材料の一つを別のものに置き換えるという変更でも、一筋縄ではいきません。トライ&エラーで試行錯誤しながら、より良いものにしていく。それがものづくりの研究開発の醍醐味で、そこにとてもやりがいを感じています。

Q4. 今後の夢は?

いま目標としているのは、お客さまの要望を伺って設計し、開発した製品が、お客さまに「よかったよ」と言っていただけ、市場に出せるような技術者になること。ものづくりは大学の研究とは違って、最終的に生産できなければなりません。現場の設備や生産のやりやすい手順を常に考えながら、設計開発を心掛けています。お客さまに喜ばれ、世の中に役立つものを製品化していくことを目指して、これからも貪欲に学んでいきたいと思っています。

Q5.  セイコー化成の魅力を教えてください。

生産現場に立ち会ったり、実際に製品に触れて研究開発していくので、ものをつくっていることを実感できる仕事です。製品の種類もたくさんありますので、研究の幅が広いことも魅力だと思います。ものづくりに興味がある方なら必ずやりがいを感じられると思うので、ぜひチャレンジしてみてください。

営業部員の声

Q1. 大学・大学院の専攻と志望動機は?

大学は理工学部化学科で、大学院では無機化学を専攻し、PC を使った電子状態のシミュレーション計算による発光素子の設計・基礎研究を行っていました。しかし、実際のものづくりには少し縁の遠い研究室だった為、就職活動では、一転してものづくりに携われる職場を探していたところ、セイコー化成と出会い、志望しました。

Q2. 入社後の配属と日々の仕事は?

入社後、技術部への配属となりました。そこで製品樹脂の特性を学び、2 年後、営業部に配属となりました。初めは先輩に付いて顧客訪問をしていましたが、次第に一人でいくつかの顧客を任されるようになりました。今では顧客を訪問する中で、抱えられている問題や新しいテーマを伺い、社内に持ち帰って協議し、問題の解決策、テーマの実現に向けた具体的な提案などを行っています。

Q3. (営業部員として)成長や、やりがいを感じるときは?

担当を引き継いだ当初は前担当者宛に相談などの電話連絡、メールが来ることがほとんどですが、訪問を重ねるにつれ、自分宛に問題解決、もしくは新しいテーマの相談などが来るようになると、成長を感じます。
顧客からのテーマに対して紹介した製品樹脂がヒットし、数t/月単位で出荷・販売され、一時のブームに留まらず継続して販売に繋がった時はやりがいを感じます。また、生活の場で身近にセイコー化成製品の存在を感じた時、世の中への貢献を実感し、うれしく思うこともあります。

Q4. 今後の夢(目標)は?

次世代の柱となるようなテーマを顧客訪問の中で見つけてくることを目標とし、日々励んでいきたいと考えます。

Q5. (営業部から見た)セイコー化成の魅力を教えてください。

既にセイコー化成には約500 種と多種に亘る製品樹脂があります。それでも顧客からは新しいテーマで次から次へと新しい製品樹脂を要望されます。合成皮革業界という特化した業界ではありますが、今業界が求めているその最先端に触れることができる現場としては非常に魅力ある職場だと考えます。